握る

日記

5/4 むずかしい

気遣いや善意って難しいよなと思う。

人に何か物を渡すことが決まった時に「けっこう嵩張るよ」「わりと重たいよ」などと伝えて「そのタイミングで渡して大丈夫かな?」を確認する。実際のところ確認以外の意図は特にないのだが、これを聞く時に頭の中で少し「こんなに嵩張って重たいものをお前のために運んでやるんですよ」という嫌〜なアピールに聞こえやしないかと不安になってしまう。

そこまで曲解されるわけもないだろうという理性もあるのでだいぶぼく自身の問題だ。

 

もっとスマートに善意を振りまける人になりたい。いや、そもそも善意で動いてる感覚は特にない。前も日記で書いたことがある気がするけど、しなかったら「しなかったこと」を気にして「しなかった自分」にムカつくから自分のためにやっているだけだ。いい人だと勘違いしないでいただきたい。ぼくはずっとぼくのためにしか生きていない。

 

世の中の「善人」たちもわりとそうなのかもしれない。単に「気になる」範囲がふつうの人よりちょっと広いだけの人が自分のために動くと結果的に「善人」になるのかもしれない。ふつうの人なら目に入らないか、入ったとて見過ごすものに手を差し伸べるから「そんなすごいことをするなんて」と称賛されて欲しくもない「善人」の烙印を押されるのかもしれない。

 

話がとっちらかった。相手に変な圧を与えずに気遣いを遂行したいという話。これはもうぼくが賢くて余裕のある人になるしかないかもしれない。愚鈍でも必要な行動そのものはできるので無理をするほどでもないか。

 

おやすみなさい。

 

今日の音楽

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