2/21 眠ること
寝ている途中で目が覚める、というのが二日続いてしまった。
悪夢にうなされて飛び起きるとか、寝苦しさにウググ、となって目が覚めるとかそういうのではなく、まるでその時間に起きることがあらかじめ決まっていたかのようにパチりと目が開いて、なんだか変だぞと思って時計を見ると3時ごろであると告げられる。不可解で、それでいて不快だ。
こっちとしては夜更かししたいのを堪えてちゃんとした時間に寝ているのに、わけのわからない時間に勝手に起きられては困る。それに、途切れた分しっかりと睡眠の質が落ちるからやめてほしいというのが正直なところだ。ぼくだって必死に生きているというのに、身体が邪魔をしてくるとどうしようもない。
困ったことに、原因で調べてもピンとくるものがない。以前も連日似たような症状に悩まされていたものの、気づいたらなんともなくなっていたのでこれも一過性のものかもしれない。
全てを「一過性」で片付けるのも怖い。かといってこの程度のことを大事にするのも面倒くさいという気持ちがある。
しかし、顔の肌が最近ひどい荒れ具合なので、病院はそれがマストだ。予定の把握をしくじって行けなかった歯医者ももう一度行かなければならない。これ以上通う病院は増やせない。
一人暮らしを始めてもうそろそろ二年。実家にいた頃は出なかったカラダの不調が増えてきている気がする。こんな風に顔の肌が荒れることもなかったし、寝ている間に強く歯をくいしばることもなかった。
これは加齢によるものなのか、ぼくの生活力の低さのせいで住環境が実家よりも劣悪になった結果生まれたものなのか。
実家のことを考えるとくそ病院のせいでメンタルクリニック通いが親にばれたことをまだ思い出してしまう。大きい声を出しそうになる。
全ては虚しい。
でも、それは最善のやつをあれしないことにはならない。
今日の音楽
堕天/女王蜂